■ネットで専門家のカウンセリングも受けられる
前ページではネット上の育児サークル的な相談サイトを解説しましたが、専門のカウンセラーを抱えた企業や団体が行なっている本格的な相談・カウンセリングサービスもあります。
中にはネットに加えて通常の対面カウンセリングを備えたり、無料でカウンセリングをしてくれるサイトもあるので注目です。
たとえば以下のような格安、無料サービスがあります。あくまで効果に個人差はありますが、自己責任で使うには充分な内容といえるでしょう。
【全国Webカウンセリング協議会】
子供の引きこもり・ニート・不登校に強いオンラインサービスで、現場の教師が相談してくることもあるほどです。カウンセリング自体に費用はかからず、最初に登録料1000円が必要になるだけです(登録期間は90日)。これでメールカウンセリング10回、テレビ電話を使ったカウンセリング3回が受けられます。
【日本オンラインカウンセリング協会】
オンラインカウンセリングを実施しているネットサービスで、驚くことに登録・利用料が無料です。カウンセラー養成講座に合格した研修生がさまざまな相談に乗ってくれます。
【ライフバランスマネジメント MTOPサービス】
一見すると企業向けサービスしかないように見えますが、実は主婦向けに「MTOPミセス」というサービスも実施しています。テーマは育児から介護、夫婦関係までさまざまです。年間わずか数千円と、利用料金も意外に低めです。また、日記型メンタルトレーニングツール「メンタフ」も備え、こちらは無料で利用できます。
■メリット、デメリット
インターネットを使うカウンセリングなので時間に縛られることなく、育児の手間が空いたタイミングで利用できます。対面形式と違ってあまり緊張しなくて済みますし、悩みを文字(メールなど)に直すことにより、自分の悩みを客観的に見つめられるメリットもあります。
しかしインターネットを使ったカウンセリングは「相談」と「精神疾患になる前のストレスケア」しか対応していません。つまり治療というより予防サービスと割り切って使うことが大切なのです。
育児の悩みやストレスによって精神疾患になって治療が必要と思われる人は、オンラインではなく必ず病院へ行って診察を受けて下さい。
■利用する際のポイント
インターネットでカウンセリングを行なっている団体や企業は、調べてみるとけっこうたくさんあります。た
だ、やはり中には運営母体がはっきりしていないところや、カウンセリング能力が高くないと問題になっているサービスもあります。
サイト上に連絡先の表記、プライバシーポリシーを書いていないような団体は避け、できるだけ安全に相談が受けられそうなサービスを探すようにしましょう。
サービス選びと使い方さえしっかりしていれば、子育てをはじめ各種の悩み相談に威力を発揮してくれます。